昭和の時代゛秋゛と言えばやっぱりこの魚が代表格でした。
脂は抜群にあってさらには安いというホントに素晴らしい魚だったんですが・・・。
平成の中盤くらいまでは確か水揚げがありすぎて価格が下落するんで゛捨てる゛などという暴挙に出ることもあるくらいにとれた魚だったんですが、今では大出世して秋であっても食べられないくらいに価格が高騰してしまいました。
弊社としても秋を代表する魚なので少しは生産する予定なんですが・・・個人的な意見としては『最近の秋刀魚は食べなくてもいいかな？』とは思っています。
私の世代は「秋の魚=サンマ」というのが一般的ですが、平成や令和の世代にはもしかしたら「秋の魚って何だろう？」とか「秋に魚なんて食べるの!?」と変化して、サンマという魚を知らない人も出現してくるかもしれませんね。
ちょっと怖い・・・。
ちなみに弊社でも良い物があったら少し販売しようとは思っていますが、昨年と同様に今年は「小さくて脂がなくて超高い魚」ですからホントに昔のような脂があるサンマが欲しいと言うことであれば買わないで下さいね。
「秋だからサンマを食べなくてはいけない」と決めている人だけでお願いします。昭和のサンマを期待している人の期待には応えられませんのでこれだけはご理解下さい。
「食欲の秋」
と言うように秋には魚に限らず色々な食材が旬を迎える季節なんですが、ホントに秋という季節が無くなってしまいましたよねぇ～。9月だって言うのに35℃とかあり得ないでしょ!!
何度も記載しますが私が高校や大学の頃は夏ですら部活動では水が飲めなかったのに熱中症【当時は日射病と言った様な気が？】で倒れる人もあまり多くなかったですから今ほどは熱くなかったんでしょうね。【0ではありませんでしたけど】
また、以前は「暑い→涼しい→寒い」と季節は変化していきましたが今は「暑い→寒い」と一気に変化します。
やっぱりおかしいと思わないといけない!!
秋の魚云々より「秋をとりもどせ!」だとは思うんですがどうなんでしょうか？
さて、今日はこの゛脂の無い小さな゛サンマの干物で一杯ですかね。
なんか期待できない魚を試食するのはかなり憂鬱なんですよねぇ～。
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