今日の特選素材は大きな金目鯛の干物を作ります♪
昨日はあまり小さくて脂もなくて超高いサンマの干物だったんで少々落ち込んではいましたが今回の金目鯛は脂もありそうなんでちょっと期待!!
この金目鯛と昨日のサンマはナ、ナントほぼ価格が同じ!?
魚市場での販売は基本的に゛量り売り゛なので価格がほぼ同じと言うことは゛1gあたり同じ゛と言うことですから1匹ではサンマの方が安いけれど1g当たりの価格はこの金目鯛とほぼ同じと言うことになります。
私なら昨日のサンマよりこの金目鯛をとります!!!【それでも高いんですけど～】
金目鯛は柔らかい身質なので水分量が多いんだと思います。ですので、煮付けなどで味を足すとちょうど良い塩梅になります。
干物にするとその水分が抜けて柔らかさは無くなりますが金目鯛の味が引き立ってきます。そうすると塩味がベストマッチ!! ホントにちょうど良い塩梅になるのでオススメです!!
金目鯛は昔は安いとは言いませんが決して手の届かない魚ではありませんでした。
金目鯛の煮付けなどは食卓に上っていましたし、飲み屋でも金目鯛の料理は普通にありました。ところが今となっては本家の真鯛を越えるような価格になってほとんど食べられなくなってしまいましたよねぇ～。ン千円する金目鯛の煮付け定食などでは『金目鯛小っさー!! 煮汁で埋まってるじゃん!!』と思ったりしてます。この魚も昔のように気軽に食べられる魚にもう一度戻ってほしいとホントに思います。
ちなみに金目鯛のように「～鯛」と名前の付いた魚はかなり多いですよね。
聞いたところによれぱ「～魚」という名前の魚よりも多いんだとか?
これは「真鯛」という魚が昔はかなり高かったのでそれに「あやかりタイ」と言うことで『～タイと名前を付ければ高く売れるんじゃないか？』と昔の人は考えてちょっとでも鯛に似ていれば「～タイ」と名付けたようですね。考えて見れば干物屋で扱う「イボダイ【えぼだい】」なんて平べったい形以外どこも似てないですが、それでも「～タイ」ですからね。
今回の金目鯛は1尾当たりはかなり高いんで私は試食できない・・・。
それでも目利きしながら美味しそうな魚を選んだハズですのでオススメの商品ですよ!!
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