「真アジの干物って珍しくないじゃん!?」
と普通は思うと思いますが、実はこの真アジなんですが・・・
産地が
「宮城県産」
なんです!!
私も干物屋として色々な真アジを干物にしてきましたが「東北」の真アジは、無いとは言いませんが、ほとんど干物にしたことがありません!!
真アジという魚を知らない人もいるとは思いますが、これまでは真アジは長崎と島根で日本の漁獲量のほぼ半分を占めていて、その他も関東より以西の地域で水揚げされる魚だと私的には思っていました。
ところがです!!!
最近になって小田原にもこの宮城や岩手、秋田などと言った東北で水揚げされた真アジも見かけるようになっています。
確かにブリが北海道で水揚げされたりと「魚が北上している」という話は聞きます。ならば沖縄や台湾やフィリピンで水揚げされる魚が日本で水揚げされなければならないハズなんですが、そうもなっていない・・・。確かに相模湾でもグルクンとか水揚げされるんですが、これはごく希なことです。ですので、必ずしも魚が北上しているというわけではないと個人的には思うんですけどねぇ~。
地球温暖化の影響からか、よく天気予報などで「海水温が1.5℃上がっている」とか聞きますよね。ほとんどの人は「1.5℃くらいじゃたいしたことないでしょ!」と思われがちですが実はコレ凄いことなんです!!
人間に例えれば平熱が36.5℃の人であれば38,0℃になると言うことですから!!
もし自分が38℃の熱があるといったらどうなるんでしょう?
昔であれば38℃の熱くらいで部活を休むなんて出来ませんでしたし、さらには「汗をかくと熱は下がるんだから部活で汗をかけば熱は下がる」などとふざけたことを言う先輩がほとんどでしたが、今ではおそらくずっと立ってはいられないんではないでしょうか?
さらに、2.5℃海水温が上がるといえば地球はインフルエンザにかかったくらいのダメージを受けているはずなんです。
また、人間が熱を出すということは体の温度を上げてウィルスを死滅させるための免疫機能ですよね。
ならば地球も温度を上げることは免疫機能なのだとすれば
地球が温度を上げて撃退したい物ってなんでしょう?
それってやっばり゛人間゛なのでは!?
これが都市伝説であることを祈りますけど・・・
さてさて、今日の試食は宮城県の真アジの干物です。真アジは小田原より西の魚ばかりだったので東の真アジはどうなんでしょう? ちょっと楽しみです!!
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