桜はまだ咲いていないので今年はちょっと早めの生産ですが今日はサクラマス【本マス】の干物を作ります!!
この魚は鮭類のなかでも身が柔らかいのが特徴です。また、味については一般的に販売している養殖の鮭に比べて極端に゛上品゛な味わいで食べやすい。
普通の塩鮭はいわゆる高級店ではほとんど見かけませんが、このサクラマスは季節の一品として料亭などでも出てくる高級魚になります。
干物にして水分を抜いても柔らかいままで味が少し強力になりますから個人的にはそのまま焼くよりも干物にした方が美味しいんじゃないかな？ と思ってます!
この魚は評価が分かれるのが面白いところ!!
私の子供達のように生まれたときから゛チリ産の養殖銀鮭゛などを食べている世代にとっては「なんか味の薄い鮭」と感じるようです。考えて見れば養殖の鮭は脂もコテコテにのりまくっていて味もかなり強力なのでこのサクラマスはそれと比べれば極端に上品すぎるというか味がない。
ところが、私達の世代は養殖などなかった時代で卵を産み終わった後の脂の全く無い゛ブナ゛と呼ばれる鮭を塩漬けにした極端に堅い鮭【でもこれがお茶漬けなんかにすると意外と美味しい!!】を食べいた世代には゛柔らかくて美味しいマス゛と違った感覚になるようです。
桜は咲いていないんですが少し早めの゛春゛というこで今日はお酒と一緒に試食します!!
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