
今日の素材は今や超高級魚となった大きな金目鯛です♪
平成の初め頃までは安い魚とは言いませんが決して高い魚ではありませんでした。定食屋などに入れば普通に金目鯛の煮付け定食があってほぼ半身の状態で煮付けになっていましたし、価格もちょっと頑張ればランチでも食べられる感じでした。
ところが!!
今となっては超のつく高級魚に大変身し、煮付け定食も『ご飯の量と煮付けの量が合ってないんじゃないの!?』と思うこともあるくらいのちっちゃな切り身・・・それでン千円・・・。
さらに、私は貧乏舌なのか? 高級店で扱っていることが多いからか煮汁も゛サラサラ系゛が多く安い定食屋でよく食べたゲル状のあま~い煮汁ではないためさらに食べた気がしない・・・。あのあま~いゲル状の汁をご飯にかけて食べることも出来なくなってしまった【あくまで個人的な意見ですから・・・】。
ですので私は金目鯛を食べるときは干物ばかり!
高くなったとはいえ味は昔と変わらずやっぱり美味しい♪
この魚はそのまま焼き魚では味が薄いんですが、干物にして水分を抜くと金目鯛の味がハッキリして塩味にベストマッチ!!
高いんですがそれだけの価値のある干物になりますよぉ~。
さて、魚には色々な色がありますよね。
この金目鯛などは゛赤゛ですが何でこんなに目立った色に進化したんでしょうか?
実は身を守るためにこの色になったようです。
太陽のあるところでは赤はかなり目立つんですけど、この赤色なんですが深海ではほとんど太陽の光が入らないため一番目立たない色なんだそうです。
逆に浅いところにいるイワシやアジなどは背中は青っぽい色で腹の部分は銀ですよね。
これは上から見るとちょうど海と空の保護色になっていて海鳥などに狙われにくく、下から見ると太陽が海に反射して銀色に見えるので保護色になり大きな魚に狙われにくくなっているようです。
また、日本人から見ればヤケに鮮やかすぎる熱帯魚はどうなんでしょうか?
これはまだハッキリした理由は分かっていないようなんですが
1つは熱帯魚の生きている場所が珊瑚礁が多くその珊瑚に紛れるためカラフルな色をしていると言う説。
また、熱帯魚って食べたことは無いですけど不味そうですよね!
実は魚にとっても不味そうに見えるらしく魚も食べたがらないければ捕食されないという説もあるようです。
確かにグッピーとかネオンテトラとか飼育するにはイイですけど・・・食べたくはないですね・・・。
考えてみればグッピーとかは淡水魚なので珊瑚礁はないですよね、ですから「不味そう」という説の方が信憑性はあるのかもしれません。
さて、今日の特大金目鯛はかな~り高いため試食ができない・・・。
一生懸命に目利きして選びましたので美味しいと思います!
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