今日はホントに久しぶりの登場゛ホウボウ゛の干物を作ります。
白身の魚でそのままでは少々味が良く言えば゛上品゛で悪く言えば゛味がしない゛んですが水分を抜いてあげるとかなりホウボウ本来の味が際立ってきますので、意外にも干物に合う魚です!!
ホウボウと言えばフランスのマルセイユの鍋料理「ブイヤベース」の正式版には必ず入れる魚として有名です。ブイヤベースと言うのは「魚介類で出汁を取ったごった煮」と言ったところでしょうか? 私も「ブイヤベース」と初めて聞いたときは『なんかかっこいい!』なんて思っていたんですが、食べに行ってみると確かに西洋料理っぽい皿に入っているのですが『これっていつも食べてる魚の鍋じゃね!?』と思った記憶があります。
当然「魚介類の出汁がきいた鍋」なので美味しかったんですけど・・・醤油や味噌ベースの方が美味しいのでは? と思った記憶もあります。
また、弊社が小田原と言うこともあってこの魚は小田原とも縁の深い魚です。
小田原城開城の説得の祭に豊臣秀吉側の黒田官兵衛が小田原の北条氏に対してホウボウを持参し開城を説得したという話もあります。
さて、今日は久しぶりにホウボウの干物の試食です。少々食べずらいんですがそれでも食べる価値のある干物になりますのでお酒と一緒に試食です。
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