またまたかなり久しぶりの魚「いぼだい」です。
以前は毎日のように生産していた魚で、小田原の干物屋の場合は「真あじ」「かます」「イボダイ」が干物の3大魚種だった時期がありました。うちでも毎日何個か生産してましたね。
ところが急にいなくなってしまい、当然少なくなると言うことは高くなるとイコールなのである時を境に全然切らなくなってしまった・・・。イカやサンマも超高級魚化しましたが、もしかしたら一番高級魚化したのはこのイボダイかもしれません。
まだお父さんと遊んでくれる頃のうちの子供が一番好きな干物だったので、市場にあれば良く仕入れておかずにしていたことを思い出しますねかぇ~。
この魚は紛らわしいのですが正式名称は「イボダイ」で地域の俗称が「エボダイ」と言います。なぜ紛らわしいのかというとこの「エボダイ」は東京での俗称になるようですので使っている人がかなり多い。ですので使っている人が少ない「いぼだい」を正式名称にした水産学者【?】が狂っていたため紛らわしい魚となってしまったようです。
これは私が聞いた話なので定かではありませんが、この魚には頬に痣があってこれを゛疣゛に見えたところが「イボダイ」で、゛笑窪゛に見えたところが「エボダイ」と呼ぶんだよ、と。信じるか信じないかはあなた次第です!!
超高級魚化してから久しいイボダイなので最近は私も年に数回しか食べてません・・・。クセのない味は干物にすると最高なんですが、高くってなかなか食べれません。今日は久しぶりにベイスターズ戦でも見ながら試食します。
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