久しぶりの登場゛いぶし銀色の鯛゛白鯛です。
あっ!゛白鯛゛と言うのは小田原近辺の俗称で正式名称は「ヘダイ」と言います。
口が゛へ゛の字に見えるから「ヘダイ」と名前が付いたようです。ちなみに小田原では白鯛と言いますが、どう考えても白くないので・・・なんで白鯛なのかは分かりません。
鯛は赤いというイメージなので赤い真鯛やチダイよりは価格は安いんですが、このサイズであれば赤い鯛より脂がのっていることが多いので、味の面でもまさに゛いぶし銀゛の魅力のある魚ですから是非皆さんにも知って頂き食べてもらいたい魚の1つです!!
魚にはタチウオを代表として銀色の魚も数多いですね。
実はこの銀色は敵から身を守るための最強の保護色のようです。海の中では太陽の光が乱反射してちょうど銀色が見えずらく最高の保護色になるようです。
私も最近気付いたのですが日本で水揚げされる魚にはタチウオやサヨリのように綺麗な銀色をしているにも関わらず゛銀゛という言葉がつかわれている魚はかなり少ないんです。「あれ、銀ザケや銀ダラ。銀ムツなんてあるけど？」
と思う方も多いと思いますが、実はこれは全て日本近海では水揚げされず、ほとんどが輸入品なんです!
つまり、日本で魚の名前がなく後になって美味しかったものが「銀○○」と呼ばれるようになった魚がほとんどらしいですね。いったいなぜなんでしょう？ 私もまったく分からないので知っている人がいたら教えてください!!
さてさて、久しぶりのヘダイの干物ですので今日のおかずで試食します!
ヘダイ干物 1枚
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