今日のスルメイカは干物には加工しません。
鮮度が抜群の相模湾のスルメイカを仕入れましたのでこの身を使って「イカの塩辛」を作ります♪
ところが、相模湾のスルメイカの弱点は内臓があまり美味しくない・・・【個人的な意見です】。以前に身も内臓も相模湾の魚で塩辛を作ったのですがなぜか゛酸っぱい゛というかなんというか、あまり味の深みがないのでイカの内臓【私達はこれを゛イカのワタ゛と呼んでます】は違う産地のワタを使用して作っています!!
イカの内臓もかなり゛試食゛しました。産地によって味が全然違うんですよ!! あくまで試食ですから!!!
スルメイカも高級魚化してからはあまり数も作れませんが、あるときに少しずつ生産して行きます。
「塩辛って最近゛塩辛くない゛んじゃないの?」
゛塩辛゛と名前が入っている以上は塩辛くないといけないと思うのですが、最近は゛甘塩゛と称してあまり塩辛くない゛塩辛゛がかなり販売されてますよね。
そもそも何故塩辛が出来たかというとおそらくは保存食だったんだと思います。
皆さんは気付いていないかもしれませんが、食品の中で「塩」というのは賞味期限が無くても販売できる数少ない食品なんです!
なぜ塩に賞味期限がなくてもいいのか?というと決して悪くならないからです。仮に塩に賞味期限があったとすれば海の生き物は全て賞味期限切れの食べ物を食べているということになり、ほぼ全ての魚が食中毒で死んでしまうでしょう。
ですので塩辛は塩をたっぷり効かせて保存が出来るようにし、食べ物が無い時などにこれを食べて食いつないでいた、というのが始まりでしょう。
ただし、今は冷凍庫や冷蔵庫のおかげで保存食というよりは嗜好品になり、さらには塩が体に悪いということであまり塩を効かせない゛甘塩゛の塩辛が出来てきたんだと思います。
でも、ちょっと待ってください!! ゛甘塩゛の塩辛の表示をよく見てください!!
そもそも塩をしっかり効かせれば塩自体が保存の役目をするので塩以外の添加物はいらないはずなのですが、記載できないくらい色々な知らない添加物が混ざってませんか?
塩が体に悪いのは分かりますが・・・添加物があれだけ多いのはもっと体に悪いんではないですか?
塩については汗をかいて体を動かしていれば排出されますが、添加物はどうなんでしょう?
今は良いけど後になってダメになる添加物はかなりありますから個人的にはかなり怖いと思っています。
なお、弊社の塩辛は数量が作れないため店頭のみでの販売となっておりますのでご理解ください。
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