\本日の特選素材~相模湾のサバ/

今日は久しぶりの゛高級魚゛サバの干物を作ります!!

少し前までは大衆魚だったサバですが、今となってはかな~り出世してもはや゛高級魚゛といっても過言ではありません。

昭和世代にとっては「サバが高級魚なんてあり得ない!?」と思う方も多いとは思います。いっぱい獲れすぎて数えるのも面倒くさいというところから「サバを読む」などと言う言葉が生まれるくらい江戸時代や昭和の時代は全国でわんさか水揚げがあったようですから、サバが高級魚となるのはかなり不自然に思うでしょう。

ただし、同じように当時はスルメイカもわんさか水揚げされて「安くて美味しい魚」でしたが、このスルメイカも今や゛ごちそう゛になってしまったので、平成や令和に生まれた人なら最初からサバやイカは高級魚なのかもしれませんね。「サバを読む」も死語になるかもしれません。場合によっては「サバを読む」と言う言葉の意味も変化して、サバは高いので「正確に計る」という逆の意味になるかもしれません。

言葉が逆の意味になる!!
「そんなことがあるのか?」と思われがちですが、昭和世代の私達はすでに経験しています!!

それは・・・

「ヤバい」

という言葉です。
私達は「ヤバい」と言うと悪い意味で、例えばラーメン屋など食事を提供するお店で私達が「ヤバい」と言ったら「不味い」もしくは食べたら「腹が痛くなった」などですが、今では「美味しい」とか「すごい」という全く逆の意味に変化してます。
そう考えれば学校の国語で古典を習いますが、ン百年前の言葉の意味と今の言葉の意味では全然違うというのはハッキリと理解できます。なにせ、20年とか30年で言葉の意味が少し変わるのではなく、全く逆転するものまで表れるのですから!! 今、古典を学ぶと良く分かるのかもしれません。

近年ではサバと言えばノルウェー産の脂がたっぷりのった干物が主流です。
このサバは脂という1点においては全くと言って良いほどかないません・・・。

このサバも販売しますが、脂のあるサバが良い、と言う方には全く向きません。その方は他社で販売しているノルウェー産のサバをお買い求めください。
このサバはサバの味はしっかりしているので1枚食べるともう1枚食べたくなる、そんなサバの干物です。

私も今日は相模湾で水揚げされた鮮度抜群のサバの干物をホントに久しぶりに試食です!!

コメント

コメントする

目次