\本日の特選素材~スルメイカ/

久しぶりの超高級魚スルメイカの干物を作ります!!
「イカって高級魚なの?」
という声も聞こえてきそうですが、魚を扱っている私達にとってはハッキリ言ってスルメイカは超が付くほどの高級魚と言っても過言ではありません!!

以前はほとんどのスーパーでも普通に売っていた「イカの一夜干し」ですが、今ではほとんど見かけなくなりました。私の少年時代ときは干物売場で必ず見たのはアジの干物とイカの干物でしたが、今ではアジの干物とホッケの干物は販売していてもイカはない・・・。ホントに゛売場から消えた゛商品の1つだと思います。

高くなったとは言えほぼ100%が可食部分という魚介類の中では極めて希な商材で、さらにほぼ万人が美味しいというスルメイカです。あまり「イカが嫌い」と言う人はいないですよね。【いるのかな?】
ですので、弊社では高いのですが少しずつ干物にして販売してます。
「♪肴は炙ったイカでいい♪」という歌もありましたが、当時は安くて庶民がだれでも気兼ねなく食べられたスルメイカなのですが、今や炙ったイカはごちそうです!!

「゛スルメ゛と゛あたりめ゛って何が違うんですか?」
という質問が来たことがあります。

回答を先に言えば「同じもの」です。

「スルメ」や「あたりめ」は原料はスルメイカを乾燥させたおつまみなのですが、場所によって「スルメ」と言うところと「あたりめ」というところがあります。

実は言葉遊びではありますがスルメの「する」は「擦る」となり「お金を擦られる」と結び付きあまり縁起の良くない言葉になってしまうので「する」の部分を縁起の良いように「当たり」にして「当たりめ」と呼ぶようになったそうです。

そもそもスルメは縁起物で結納にも使われていて噛んでも噛んでも味かでることから「味のある仲の良い夫婦」になるようにとか、昔はお金のことを「お足」と呼んでいて【うちのおばあちゃんは確かにお金のことを゛お足゛と言っていたのを思い出した!】、イカは足が10本あり足が多いことから「お足【お金】に困らないように」と送られていたそうです。すこし前までは予算オーバーのことを「足が出る」など言いましたよね。【今でも使っているのかな?】

さてさて、今日は炙ったイカをお酒と一緒に゛試食゛です!

小いか干物 1枚

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