「おやっ!? 真アジとは違うの?」
と思いがちなんですがこれは真アジではなく、小田原では「青アジ」と呼び、正式名称は「マルアジ」という真アジとは別の種類のアジです。
青アジだけ見れば真アジと錯覚しがちですが、これが真アジと混獲されるとハッキリと色も形も違うので分かる人が見ればハッキリと分かります。
青アジは真アジというよりも「ムロアジ」に近い仲間のようですから、干物にすると真アジよりも身が堅めで「干物を食べてる感」が満載の美味しい干物になりますよ!!
ただし、身色が真アジに比べるとドス黒くなるので見た目はあまり美味しそうにならないんですが、見た目とは裏腹にアジの味が濃いですからオススメです!
まぁ今は「ふわふわ」とか「とろとろ」の食感が流行っているので、それとは真逆の堅い食感になりますから好き嫌いがちょっと分かれるかもしれないんですけどね。
なお、以前は真アジも青アジも「アジ」で販売している店も多かったそうなので、場合によってはこれも「アジ」で真アジと同様の価格で販売しているお店もあるかもしれませんのでご注意ください。もし、真アジのなかで「なんか違う!?」と思ったらお店の方に「これはホントに真アジですか?」と聞いてみてください。
なお、相模湾近辺では゛今゛であれば真アジよりも青アジの方が美味しいんで、あえて青アジを買うのもアリかもしれませんよ。
さらにこの魚は真アジに比べればかなり安い!!
「安くて美味しい」という最近では珍しい魚ですので是非覚えてみてください。
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