\本日の特選素材~相模湾産゛豆アジ゛/

今日は仕入れるかどうかいつも迷う豆アジの干物を作ります。
なぜ仕入れを迷うか?
実は生産するのがかな~り大変で弊社従業員も嫌気が・・・。さらに老眼という追い打ちもかけてかなり辛い作業なんです!!

ただ、小田原の小さい真アジは脂もあって鮮度も良くて味も濃くってホントに美味しいのでお客様の笑顔のため今日も頑張って作ります!!

前も書きましたがかなり疲れるのでマッサージとか行っちゃって利益も無くなってしまうかもしれないんですが・・・。

さて、今日は「相模湾産」のお話し!!
「小田原の魚市場で前浜の魚を競って仕入れているんだから゛小田原産゛じゃないの?」
と質問があったりしますが、実は「相模湾産=小田原産では無い」んです。
小田原には鎌倉~伊東くらいまでの朝獲れの魚が集まってきます。

産地表示の義務化が始まってからこれがなかなか大変なんですが、産地はざっくり言うと゛水揚げ地゛となっており、仮に伊東で水揚げされた魚が小田原に゛陸送゛でもってくると正確には「静岡県伊東産」となります。小田原は神奈川県です【静岡ではありませんよ!!】のでナント県名まで変わってしまうと言う一大事が起こります!!
そりゃ~大きな加工場で大きな冷凍庫をもっているところは「神奈川県産」と「静岡県産」を分ければ良いんでしょうが、弊社のような小規模なところは保管場所も少ないため全然できません。
ですので、弊社では小田原の魚市場で競った魚は全て「相模湾産」としております。ちなみに神奈川県にはもう一つ゛湾゛がありますよね。それは「東京湾」です。弊社ではこちらを「神奈川県産」と表示しております。

店頭で「小田原産」と記載してある魚は小田原の魚市場で競られた東海道線で言うなら国府津から根府川までのごく一部の「小田原市産」のハズです。かといって、大磯や平塚など小田原市以外で水揚げされたものも魚は変わりませんので、皆さんも相模湾で水揚げされた鮮度の良い魚という認識で全然大丈夫です。
中には「小田原産じゃないの?」と言う方もいらっしゃいますが小田原で魚を食べる場合は「静岡県伊東産」でも「神奈川県平塚産」でも魚はほとんど一緒ですから、あまり「小田原産」を意識せず゛相模湾の魚゛として鮮度の良い物を食べてみてくださいね。

さて、生産するのはなかなか大変なんですが今日も頑張ります!!
この豆アジの干物、おつまみとしてはサイコーなんでお酒と一緒に試食します。決して休み前だから仕入れたわけではないですよ!!

【相模湾産】豆アジ干物5枚真空パック

コメント

コメントする

目次